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車に特化した無線通信試験所が新ラボをオープン

無線試験・コンサルティング会社のCetecom(パリ)が自動車技術のパートナー数社とともに、コネクテッド・カーと自律走行車の開発を促進する目的でOpen Lab Alliance (OLA)を立ち上げた。
 OLA は、コネクテッド・カーのサブシステムや用途の開発に必要な現実の試験所内の試験シナリオを提供する。Cetecomの試験所が運営し、最新の自動車試験技術を可能にする試験・測定会社や路側ユニット(RSU:roadside unit)サプライヤ、シミュレーションシステムツールプロバイダから成る。OLA は、自動車エンジニアリングおよびソフトウェア開発コミュニティが協同・協調的な半民間の試験環境になるようサポートする。アンリツ、Ford、Litepoint、octoScope、Savari、Spirent、Tass International などの企業がすでに参加。Cetecom はOLA のウェブを通じてエンジニアがテストベンチの数を登録でき、各ステーションが特定の試験課題に取り組めるようにしている。管理されながらもオープンな作業環境で、エンジニアはラボ実験や、さまざまな種類の試験を実施することができる。例えばApplink 試験開発、サイバーセキュリティ試験、TCU セルラーモジュール試験、スペクトル解析、Wi-Fi・Bluetooth・ナビゲーション試験、Radio Airlink チャンネルエミュレーション無線接続性、自動コネクテッド運転シミュレーションなど。
 詳細情報は、OLAのウェブサイトを参照。(2016/03/08)