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自動車・無線通信用の小型広帯域アンプ

 ローデ・シュワルツ社は、R&S BBA150広帯域アンプ製品群を、周波数範囲690 MHz~3.2 GHzで電力レベル800 WまでをカバーするDシリーズとして拡張した。新規追加により同社のアンプ製品ラインは、自動車や無線通信産業分野の試験用にも使えるものとなっている。新シリーズのモデルは、電力クラス30W、60W、110W、200W、400W、800Wで利用可能。自動車用レーダーパルス試験に必要な周波数帯1.2 GHz~1.4 GHzと2.7 GHz~3.2 GHzの両方とも、1つのアンプに集積されている。このアンプシリーズは、690 MHzから始まる周波数帯を持ち、LTE、GSM700、UMTS、WLAN 移動通信規格などの要求条件に適合している。ずば抜けた不整合許容範囲とRF 終端での短絡回路およびRF出力開放の両方を取り扱う能力を備えた高い信頼性が特徴で、結果的に休止時間が短くなる。R&S BBA150の動作は、ディスプレイやボタン、またはリモートコントロールインタフェースやWebブラウザ経由で自動制御できる。
 詳細情報は、ローデ・シュワルツ社のウェブサイトを参照。