Specim FX10の光学解像度を向上させた新マクロレンズ

July, 4, 2024, Oulu--最先端のハイパースペクトルイメージングソリューションのリーディングプロバイダSpecim, Spectral Imaging Oy Ltd.は、ハイパースペクトルカメラ「Specim FX10」用の新しいマクロレンズ発売を発表した。

マクロレンズを使用すると、カメラは小さな物体に焦点を合わせ、可視および近赤外(VNIR)領域の細部と高解像度のハイパースペクトル画像をキャプチャできる。特に、顕微鏡に近いレベルでの詳細な検査と正確な識別を必要とするアプリケーションに効果的である。

新しいマクロレンズは、生体サンプルの分析、材料の表面の質感、品質管理における小さな欠陥の特定、美術品の修復など、このレベルの詳細が重要なSpecim FX10の産業および科学用途を拡大する。

「新しいマクロレンズは、光学解像度を大幅に向上させる。この機能は、数十µmレベルの精度を必要とする多くのアプリケーションで非常に貴重であり、顧客に新しい洞察と発見への扉を開く」と、Specimのプロダクトマネージャ、Sami Juottonenはコメントしている。

新しいマクロレンズは、F値4と高い空間分解能を備えている。ターゲットで約10µmの正確なサンプリングが可能。このレンズは、Specim FX10カメラ用に特別に設計されている。

様々なニーズに対応する多様なレンズオプション
Specimは、カメラ用のレンズオプションの包括的な選択を提供している。レンズは社内で設計およびテストされており、顧客独自のイメージングニーズに最適な性能と最高品質のハイパースペクトル画像を保証する。

「われわれは、イメージングの目標を達成するために必要な柔軟性を顧客に提供することを信条としている。そのため、様々な目的に合わせてレンズの包括的な選択肢を提供している」とJuottonenは強調している。