業界最多有効532万画素の産業向けSWIRイメージセンサを商品化

December, 4, 2023, 東京--ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社（「SSS」）は、産業機器向けに、業界最多となる有効約532万画素のSWIR（Short-Wavelength Infrared/短波長赤外）イメージセンサ『IMX992』の商品化を発表した。

新製品は、独自のCu-Cu接続を用いることで、SWIRイメージセンサとして業界最小となる3.45μmの画素サイズを実現している。同時に、効率的に光を取り込むために画素構造を最適化したことで、可視光から非可視光である短波長赤外までの広帯域（波長：0.4μm〜1.7μm）において、高精細な撮像を可能にした。さらに、新たに搭載した撮影モードが、暗い環境においても、ノイズを従来比で大幅に抑えた高画質な撮影を実現する。

同製品に加え、画素サイズ3.45μmで有効約321万画素となる『IMX993』も商品化し、SWIRイメージセンサの製品ラインアップが拡充される。SSSは、様々な産業用途に向けて、多画素・高感度を両立する新たなSWIRイメージセンサを提案し、多様な産業機器の進化に貢献する。
(詳細は、https://www.sony-semicon.com)