October, 24, 2023, Goleta--Teledyne Technologies Incorporatedの子会社Teledyne FLIRは、指先に収まるほど小さい超広視野160°(FOV)を備えた世界初のマイクロサーマルカメラモジュール、Lepton UWを発表した。新しい超ワイドモジュールは、火災検知、プロセスモニタリング、人数カウントなど、広い視野を必要とするアプリケーションに比類のないサイズ、重量、パフォーマンスを提供する。
Lepton UWは、使用可能な120 x 120の熱解像度と、最大400℃のシーンダイナミックレンジを備えている。Leptonファミリ全体と同様に、<50mKの比類のない熱感度と、世界で最も売れているマイクロサーマルカメラモジュールにLeptonをしたのと同じ統合デジタル熱画像信号処理機能を備えている。顧客は、すべて米国にある世界最大の非冷却マイクロサーマルカメラ製造能力に支えられたLepton製品を迅速かつ効率的に受け取り続けることができる。
「このようなコンパクトなパッケージで超広視野を提供することで、スマートビルディングシステムインテグレータはより手頃な価格のシステム内で熱データを利用し、展開を簡素化できる」と、Teledyne FLIRの製品管理担当VP、Mike Waltersはコメントしている。「開発者は、Teledyne FLIRテクニカルサービスチームを活用して、ソースコードからライセンスまでのオンラインリソースとともに支援を行い、開発プロセスをスピードアップすることもできる」。
人数カウントの場合、Lepton UWは、個人のプライバシーを維持しながら、ガラス越しにオーバーカウントの影響を受けにくい独自のデータセットを提供している。Lepton UWをビルディングオートメーションソフトウェアと組み合わせることで、施設管理者はエネルギー使用量、居住者の快適性、ワークスペース管理をより適切に最適化し、自動化できる。