Teledyne e2v､IoTアプリケーション向け光モジュール

October, 29, 2020, Grenoble--Teledyne Technologiesの子会社､Teledyne e2vは、2Megapixelコンパクトモジュールで同社の製品ポートフォリオを拡張した。製品の特長は、プリフォーカス、産業グレードスキャニング光学部品。このMIPIインタフェースモジュールは、スキャニング、組込ビジョン、多くの他のコンピュータビジョンに多くの用途があり、物流、仕分け、小売りPOS、その他多くの産業分野で生産性とスループットを強化する。

2MP光モジュールには、2.8µm低雑音グローバルシャッタピクセルを特徴とする小さな最先端Snappy 2MP CMOSセンサを搭載している。特にスキャニングと組み込みビジョンアプリケーション向けに設計されているそのセンサは、特許となっているFast Self-Exposureモードを含む。これは最初のフレーム、また全後続フレームの正確な露出を保証する。また、急速に変化する照明条件下でも、下流のデジタルシステムによる最速デコーディング/画像処理を可能にする。モジュールは、機械的外形が20mm×20mm×16mmであり、カスタム設計、深い視界深度、高品質レンズを装備している。アプリケーションは、一般的に大きな作動範囲を必要とするものである。代替光学仕様が求められる場合、半カスタマイズも可能である。

イメージングシステム向けターンキーセンサ/オプティクスとして、この2MPモジュールから顧客は、開発時間とコストの大幅削減が得られる。FPCケーブルコネクタで画像処理システムに接続するモジュールのマウントには、わずか数個のネジが必要なだけである。ソフトウエア開発作業も、限定API-レイヤ Linuxソフトウエアドライバを使うことで短縮可能。これによりモジュールは、安価なISPプラットフォームにシームレスに接続できる。

Teledyne e2vシニアマーケティングマネージャ､Gareth Powellは､「この2MP光モジュールは、MIPIモジュールファミリの先駆者である。顧客は、このソリューションにより、組み込み時間を大幅に削減し、Time to Marketを短縮する」とコメントしている。

(詳細は、https://www.teledyne-e2v.com)