OmniVision､新しい200MPイメージセンサで世界最小ピクセル商用化

August, 22, 2022, Santa Clara--OmniVisionは､OVBOA､ピクセルサイズわずか0.56µm､世界最小の200MPイメージセンサの一つを発表した｡
　OVBOAは､ハイエンドスマートフォンの背面(広角)メインカメラ用に設計されている｡固有の16-セルビニング機能でOVBOAイメージセンサは､そのクラスで最高の低照度パフォーマンス｡優れたオートフォーカス向けクワド位相検出(QPD)も特徴｡

｢われわれは､OVBOAイメージセンサの小さなタイサイズで､高性能に妥協しなかった｡実際､OVBOAの0.56µmピクセルは､世界で初めて､赤色光の波長よりも小さいだけでなく､そのQPDと量子効率性能は､当社の可視光範囲0.61µmピクセルベースOVBOAイメージセンサのものに酷似している｡当社のPureCel Plus-Sスタックダイ技術を活用してわれわれは､200Mピクセルを1/1.4-インチ光フォームファクタに詰め込み､より小さな0.56µmピクセルサイズで非常に高い解像度を維持できる｣とOmniVision､シニア製品マーケティングマネージャ､Arun Jayaseelanは説明している｡

OVBOAセンサの選択的変換利得は､微光画像品質と高ダイナミックレンジ(HDR)の間の最高のバランスを達成している｡これによりスマートフォンOEMsは､どんなシーンでも光とダークエリアのコントラストのためにHDRパフォーマンスを最適化できる｡画像センサは､16-セルビニングを利用して､120 fpsで12.5MP/4Kの高品質ビデオキャプチャを達成する｡それは､2-露光交互HDRタイミング､60 fpsで12.5MP/4Kを達成｡オンチップリモザイク機能により､12.5MPで､8Kビデオと2×クロップズーム(HDRで)が可能になっている｡

OVBOA画像センサは､CPHY, DPHY, およびデュアル DOVDD (1.8V と 1.2V)をサポートしている｡サンプルは､Q4 2022の予定｡
(詳細は､https://www.ovt.com/)