August, 6, 2021, Sunnyvale--Quanergy Systems, Inc.は、同社のS3 Series LiDARのドライビングデモンストレーション成功を発表した。同社によると、これは真の固体LiDARセンサで、業界初のOptical Phased Array (OPA)技術とスケーラブルなCMOSシリコン製造プロセスを採用している。コスト効果が優れており、量産対応である。
デモンストレーションは、パートナーZero Electric Vehicle Inc. (ZEV)と共同で実施された。ZEVは、革新的な持続可能エネルギー会社であり、電気輸送へ移行しながら既存資産を最大化したい企業にフリート電気、EVプラットフォームを提供している。
このテストに向けて、視認を容易にするための追加のカメラとともに、シングルスキャニングビームの固体LiDARテストプラットフォームを車輌に搭載。テスト車両は、陽光の中、様々な距離でターゲット車輌に追従した。常に安全性を維持しながら、距離は、近接から100mまで。10%の反射性を目標にして、極めて検出が困難な物体をシミュレートした。
「QuanergyのCMOSベースOPA技術は、長距離自動車アプリケーションに向けて大きな改善を実証した」とZEV社長、Jim Mauryはコメントしている。「QuanergyのOPA技術は、自動車業界にとって極めて重要な高信頼とコスト効果の優れた3D LiDARソリューションを提供するものであると当社は見ている」。
QuanergyのS3 Series LiDARセンサは、物体検出と衝突回避では最も厳しい自動車要求を満たすように設計されている。可動部品のない、センサ固有の電子ビームステアリングは、衝撃や振動の影響を受けない。S3 Series LiDARは、10万時間を超える平均故障時間(MTBF)、量産時のターゲット価格は500ドルである。
(詳細は、https://quanergy.com)