October, 16, 2019, Arlington--FLIR Systems, Inc.は、Aria Insights, Inc.の知的所有権(IP)と一定の事業資産を買収したと発表した。買収条件は、公表されない。
以前CyPhy Works, Inc.,として知られていたAria は、繋留小型無人航空機開発の先駆者。2008年に、iRobot共同創始者、Helen Greinerが設立、複数のトップ技術投資家が支援したAriaは、持続的航空偵察と通信(PARC)繋留ドローンを開発し、注目された。同社は、2019年3月に営業を停止している。
繋留ドローンは、マイクロフィラメントワイヤで基地局または車輌と接続している。これにより、連続的に電力とセキュアな通信を提供する。あるアプリケーションにとっては、繋留ドローンは、自由飛行UASに対して優位性がある、より長時間のミッションで連続動作が可能であり、また持続的状況認識も可能になる。したがってユーザは、諜報活動、監視、偵察(ISR)機能を実行できる。
Aria資産は、FLIRの無人システム&統合ソリューション部門に組み込まれ、2016年のProx Dynamics買収、今年初めのAeryon Labsおよび Endeavor Roboticsの買収で構築された同社の業界をリードする技術ポートフォリオを強化する。
「繋留UASシステムは、部隊保護、国境警備、重要インフラ保護のためのますます価値あるツールとなりつつある」とFLIRの政府および防衛得ビジネスプレジデント、David Rayはコメントしている。「Ariaの画期的な技術IP資産により当社は、この成長市場セグメントで顧客に提供できる、現在の機能を強化し、ソリューションの範囲を広げることができる」。
(詳細は、https://www.flir.com/)