October, 25, 2021, San Francisco--Ouster, Inc.は、自動車連続生産向けデジタル固体LiDARセンサを開発したSense Photonics (“Sense”)を買収することで最終合意に達したと発表した。
戦略的全株式買収が完了すると、Ousterは、Ouster Automotiveを設立する計画。Sense CEO、Shauna McIntyreがリーダーとなる。計画は以下の通り。
・CMOSデジタルLiDARへのSenseの3年、約2400万ドルの投資によりOusterの固体ロードマップは12ヶ月以上加速する。
・Senseのブレイクスルー200-m範囲デジタル固体LiDARをOusterの計画に組み込み、Level 2以上に自律向けの性能と価格要件を満たす業界初のマルチセンサLiDARスイートになる。
・今年初めの主要な世界の自動車OEMからSenseが受注したフラッグシップ戦略開発契約に基づいて供給する。
・潜在的収益が総額10億ドルを上回る5つの連続生産プログラムを進める
Ousterは、ディープエンジニアリング、半導体、自動車専門技術を有するSenseの重要な人材を維持し、100の申請中の特許と250を超える特許の独占的ライセンスを獲得することで競争的地位強化も期待している。
OusterのCEO、Angus Pacalaは、「OusterとSenseは理想的な組合せである。Ousterのデジタル専門技術および製品開発と製造における成熟度、Senseの先進的固体デジタルSiを統合することでわれわれのマルチセンサデジタルLiDARスイートが顧客のADAS市場への供給を加速できると見ている。Ousterのデジタル技術によりわれわれは、産業、ロボット、およびスマートインフラストラクチャ市場に進出し、自動車でトッププレイヤとして浮上する。SenseとともにOusterは、技術と性能の明確なリーダーへの道を進んでおり、自動車および非自動車業種でもシェアを獲得し続ける態勢にある」とコメントしている。
(詳細は、https://sensephotonics.com)