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可動用光ファイバケーブル
掲載日:2014/1/15
岡野電線は、繰り返し曲げに耐えられる光ファイバケーブルを業界で初めて開発した。ケーブル外被は、難燃性を有し、細くて軽く可とう性にも優れており、各種産業用ロボット等の画像伝送用途に適している。従来、CCDセンサを用いた産業用カメラは、銅製のカメラリンクケ−ブルによる伝送が主流であるが、外部ノイズの遮蔽や高速性、伝送距離、伝送帯域に限界があった。この改善にデジタル伝送が可能なCMOSセンサが開発され、石英ガラスを使用した光ファイバケーブルとの組み合わせにより、6Gbpsで100m伝送が可能となっている。
石英ガラスを用いた光ファイバケーブルは、一般的に、屈曲後すぐにロス増を発することがあり、長期の耐久性に問題があった。今回開発に成功した可動用光ファイバケーブルは、被覆材料や内部構造を工夫することで、1500 万回以上の折曲げ試験に合格しており(試験継続中)、高い信頼性と難燃性、可動性が求められる産業用ロボット、マウンタ用伝送装置等に最適な設計となっている。
岡野電線(株) 本社営業部
TEL:046-261-3121