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ライフサイエンス向け594nmモデル

ライフサイエンス向け594nmモデル

掲載日:2013/2/12

コヒレントは小型全固体光励起半導体レーザ(OPSL)「Sapphire」シリーズに波長594nmモデルを追加した。バイオイメージングにおける蛍光色素の励起光源にとくに適する。従来594nmの波長は、低出力で効率の悪いHeNeレーザか、複雑な周波数混合を利用したダイオード励起全個体レーザしかなかった。Sapphireシリーズは従来の技術に比べて高い信頼性および高効率を提供する。
ヘッドサイズは既存のSapphire LPやSapphire FPシリーズと同寸法(125×70×34mm)で、光学的、電気的機能、またインタフェースも共通であるため、さまざまな波長モデルの追加や置き換えが容易に行える。同モデルにはフリースペースタイプ(Sapphire 594 LP、出力は20、50、75mw)とファイバ出力タイプ(Sapphire 594 FP、同40mW)が用意される。光ノイズは<0.25%rms(20Hz~2MHz)、空間モードはTEM00(M2<1.1)、出力安定性は<2%(2h、±3℃)。フリースペースタイプは低ビーム広がり角(<1.3mrad)かつ高いビーム位置安定性(<5μrad/℃)などの優れたビーム特性を実現している。USB、RS-232、アナログ等多様なインタフェースを標準装備する。同モデルの波長はmFruit色素(mCherry、mPlum)などの新しい色素だけでなくTexas RedやAlexa Fluor 594のような幅広い赤の蛍光色素の励起に最適。フローサイトメトリやコンフォーカル顕微鏡、ドラッグディスカバリーなどの用途を想定する。

コヒレント・ジャパン(株)産業用レーザセールスグループ
Tel:03-5635-8700

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