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高速・多波長同時測定の光波長計
掲載日：2012/11/30
横河メータ＆インスツルメンツは、高速測定と最大1024波の同時測定で測定効率の向上に貢献する光波長系「AQ6150」、「AQ6151」の発売を開始した。同社の従来製品に比べ3倍以上の高速測定を実現。測定開始から解析、データ転送までを0.3秒で行うことができる。1つの光源につき数百回の波長測定を行う可変波長光源の生産時の調整・検査において、生産スループットの大幅な向上が見込める。
標準モデルのAQ6150は±1pm、高確度モデルのAQ6151では±0.3pmの高確度で波長測定が可能。標準モデルの確度も同社従来製品に比べて3倍向上した。波長の異なる光を最大1024波まで同時に測定可能。これにより、DWDM（高密度波長多重）システムの出力光の波長測定に使用できるほか、レーザデバイス生産時の複数のレーザの一括測定が可能になり測定効率の向上に貢献する。波長範囲は1270～1650nm。レーザダイオード、光トランシーバなどの光デバイスおよび光モジュール市場や光伝送装置市場におけるDFBレーザ、波長可変レーザ、ファブリペローレーザなどの光デバイス、光トランシーバなどの発光波長測定、WDM伝送装置の出力光の波長測定などを想定する。
横河メータ＆インスツルメンツ（株）
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