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光学設計ツールに新機能が追加
掲載日:2012/7/24
米Radiant ZEMAX社の光学設計ツール「Zemax 12」の最新版がリリースされた。
最新版の大きな特徴は、上位版のZemax IEにおいて米Autodesk社の3次元設計ツール「Autodesk Inventor」との直接リンクが可能になったことである。また光源モデルのライブラリの大幅な拡大、パラメトリック形状をZemax上で描画する機能への新機能の追加などがなされている。
「PartLink」機能において米Dassault Systems SolidWorks社の3次元設計ツール「SolidWorks」およびInventorとの直接リンクが可能になった。またSolidWorksでは複数のコンフィグレーションがあるパーツの解析を単純化するための、SolidWorksマルチコンフィグレーションパートファイルも利用できるようになった。「AssemblyLink」機能では、両CADのアセンブリファイルを直接Zemaxの環境に取り込むことができ、インポートやエクスポートの手間を省くことができる。
また光源モデルライブラリ「Radiant Source Models」では600件以上のデータが利用できるようになった。正確なニアフィールド、ファーフィールドの照明データ、アライメント画像が用意される。またIES光源および照明器具ライブラリも利用可能。
Zemaxすべてのエディションでは、「Visual Optimizer」機能によりビジュアルの最適化機能が標準で搭載される。一度に8パラメータまで解析できる対話型設計が提供される。クリックとスライド式の使いやすいインタフェースを用意することで、光学系の性能を容易に検証することができる。
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