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光ファイバマルチフィールドテスタ
掲載日：2012/7/5
横河メータ＆インスツルメンツは、光ファイバの機能試験を行うマルチフィールドテスタ「AQ1200」OTDR（optical time domain reflectometer：光パルス試験器）シリーズに新モデル「AQ1200E」と「AQ1205E」を追加した。OTDRは、光ファイバの長さや接続点の把握、光ファイバの断線などの障害箇所の特定のために、敷設工事や保守の現場で使用する測定器。同シリーズは現場での使いやすさを追求し、必要機能に絞って小型・軽量・低価格を実現した。機動性が求められるアクセス系での使用を想定している。 今回の2製品では、通信局と加入者間のアクセス系において、敷設工事から保守作業までを1台でカバーする。通信回線で用いる1310および1550nmと、保守作業用の1625nm波長に対応する。ダイナミックレンジはそれぞれAQ1200Eが32、30、30dB、AQ1205Eが40、38、33dB。また保守波長の光ポート内部には通信回線で用いる光信号の波長をカットするフィルタを内蔵しており、運用中回線の通信品質に影響を与えず、OTDR測定においても通信回線の影響を受けることなく保守作業を行うことができる。 AQ1205Eはダイナミックレンジが広く、分岐後の波形収束機能が強化されており、多分岐化が進むPON（passive optical network）システムにおいても正確な測定を可能にする。
横河メータ＆インスツルメンツ（株）
Tel:0120-137-046
