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小型OEM組込み用UVレーザ
掲載日:2012/2/16
コヒレント社は全固体連続発振UVレーザのGenesis XC 355 STMシリーズに、OEM向けコンパクトモデルの「Genesis CX 355 STM Compact」を追加した。波長は355nm、最大出力は100mW、TEM00モード。従来モデルと比べてレーザヘッドを約50%サイズダウンし、小型装置への組み込みを可能にする。
Genesisシリーズは、イオンレーザの置き換え光源として開発されたコヒレント独自の光励起半導体レーザ技術を採用している。完全連続発振でUV出力を実現した。従来この波長帯の高出力固体UVレーザとしてはモードロックレーザが検討されていたが、ピークパワーが高いためライブセルに致命的なダメージを与える危険性が指摘されていた。同製品はイオンレーザと比べて光変換効率が高く冷却水が不要。そのためランニングコストの大幅な低減や、製品サイズの小型化が可能になる。またビーム位置やビーム品質に影響がなく10~100%まで出力を変更することができる。80mW/100mWのUVレーザで10Hz~1MHzにおいて0.5%rms以下の低ノイズを実現する。セルソーティングやセルカウンティングなどのフローサイトメトリー、コンフォーカル顕微鏡および高スループットのドラッグディスカバリーのような蛍光を使用したライフサイエンス向けに最適。
コヒレント・ジャパン(株)
産業用レーザセールスグループ
Tel: 03-5635-8700