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フォーカス・チューナブルレンズ
掲載日：2011/5/12
エドモンド・オプティクス・ジャパンは、スイスのオプトチューン社が開発した2 種類の液晶充填レンズ－電子式フォーカス・チューナブルレンズと手動式フォーカス・チューナブルレンズの販売を開始した。 電子式フォーカス・チューナブルレンズは、対象物へのピント合わせとズーミングに対して1 枚レンズソリューションを提供。小型な平凸形状のレンズに電圧を加えることで、レンズの焦点距離が変わる。各レンズは、専売の光学液晶を用いて充填されており、印加電圧の大きさの違いが液晶の加圧特性を変える。これにより、レンズの曲率半径が変わることになる。曲率の電子的マニピュレーションは、レンズの焦点距離を+15〜100mmの範囲内で変えることを可能にする。レンズ開口径は10mm で、様々なアプリケーションに用いることができ、光学系に複数枚の素子の置き換えを可能にする。研究やOEM インテグレーション用に高屈折率モデルと低分散モデルの2 種類のオプションをラインアップ。また、可視域用の反射防止膜がついたカバーガラスを持つVIS モデルと、近赤外域用の反射防止膜がついた同ガラスを持つNIR モデルから選択可能。 手動式のフォーカス・チューナブルレンズは、外側の回転リングを動かすことで焦点距離を変えることが可能。レンズ形状は、凸面から凹面にまで変化する。専売の液晶充填レンズ技術を使い、焦点距離が−40mm〜∞、そして∞〜+40mmまで、広範な範囲に対応。直径20mm の大型口径を採用しており、教育用や研究用アプリケーション、またライティングシステムにおいて、光源のピント調整を拡張するためのオプションに最適となる。高屈折材料と低分散材料の2 種類のオプションをラインアップ。こちらは、可視域用の反射防止膜がついたカバーガラスを持つVIS モデルのみが選択可能。 いずれも特定の焦点距離範囲内で連続した可変焦点性を有し、使用者が最適性能を得るためにレンズをチューニングすることを可能にする。複数のレンズ材料とコーティングオプションを用意し、焦点調整は手動式と電子式が選べるため、多様性が好まれる一連のアプリケーションに最適。全品在庫販売体制により、短納期で供給可能。
エドモンド・オプティクス・ジャパン（株）
営業部
Tel: 03-5800-4751
www.edmundoptics.com/jp/
