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高い単一モード安定性を備えた波長1064nmのDFBレーザモジュール
掲載日:2011/4/15
QDレーザは、波長1064nmで単一モード発振するDFBレーザモジュールQLD1061を商品化。QLD1061は、高い単一モード性を維持しながら、30mW以上の高出力特性、10MHz以下の狭い波長線幅を実現。DFBレーザ素子は光アイソレータとともに、標準的な14ピンバタフライパッケージに搭載されており、偏波保持型の光ファイバーピグテールからレーザ出力を得ることが可能。 QLD1061に搭載している半導体レーザの設計は、高品質の変調特性、高い波長安定性が要求される光通信応用で蓄積されたDFBレーザ技術に基づいている。さらにモジュールも、外部からの反射光の影響を受けにくくするため光アイソレータを搭載する通信応用での設計に準じており、非常に安定した単一モード性が得られる。 連続発振(CW)動作では、広いレーザ動作温度範囲にわたり、あらゆる光出力レベルにおいて、高い副モード抑圧比(SMSR)を維持していることが確認されている。また、パルス動作では、一例として50psecから100nsecという狭いパルス幅を安定に出力することが確認され、CW動作時と同様に高いSMSRを維持しながら、強度ノイズやタイミングジッターが非常に小さい点について高い評価を得ている。次世代のファイバーレーザの種光源やガスセンシング用の波長可変光源など、多くのアプリケーションへの適用が期待される。
(株)QDレーザ
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