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メータレス 新型エネルギーセンサーをリリース
掲載日：2011/1/26
コヒレント社は、パワーセンサーで成功した「メータレス測定器」のコンセプトをエネルギーセンサーにも広げ、EnergyMaxシリーズのメータレス化モデルEnergyMax USB/RS をリリースした。 新EnergyMax シリーズは、最新の微細化技術により、メータに内蔵されていた測定回路を、USB2.0 やRS-232 コネクタに内蔵することで、メータレス化を実現した。この新モデルは、出力( nJ～数J )、波長( Deep-UV～IR )、繰り返し( シングルパルス～10kHz )といった広範囲のパルスエネルギーや平均出力を測定できる。また、複数のEnergyMax センサーをトリガ（外部トリガか内部トリガ）で同期をかけることができるので、パルスのレシオメトリック測定などが可能である。 EnergyMax 用に用意されたPC 用ソフトウェアは、エネルギー測定値、ログデータ、統計データを簡単に取得できるインターフェースを備えている。また、ユーザに*LabVIEWドライバーやACSII などのホストインターフェースコマンドを提供しているので、ユーザ自身でソフトウェアを構築することもできる。 EnergyMax USB/RSは、ホストコンピュータからUSB/RS-232 の両センサーを簡単にリモートコントロールでき、小型サイズのため、特に装置組込み用途に理想的である。その上、センサーとは別にメータ（180,000円～268,000円）を用意する必要がない。また、定期校正はメータとセンサーの2点ではなく、センサーのみの1点となるため、導入コストだけでなく運用コストも含めたコストを削減できる。なお本製品は、装置組込み用途以外にも、PC から実験データを取得する研究用途でもその優れたユーザビリティーを発揮する。
コヒレント・ジャパン（株）
計測機器セールスグループ
Tel: 03-5635-8680
www.coherent.co.jp
