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Huawei、チリに世界初のOTNベース400G WDMを導入

December 11, 2013, Shenzhen--ファーウェイ(Huawei)とテレフォニカチリ(Telefonica Chile)は、最先端の100Gと400G技術を使用して世界初の商用OTNベース400G波長分割多重(WDM)ネットワークを今年導入する。これは、400G OTN技術をベースにした業界最速のメトロポリタンWDMネットワークとなる。
テレフォニカチリは、2013年にLTEとIPTVをチリで始めた。このため、今後膨大な帯域圧力がかかるものと見られている。この圧力に対処するためにテレフォニカチリは、チリの首都、サンチャゴにメトロWDMネットワークを構築することを計画している。サンチャゴにはチリの人口の約40%が集中しており、同国のGDPの45%を占め、チリでは最大の帯域消費都市となっている。
プロジェクトでは、Huaweiの成熟したコヒレント100G技術が選択され、PDM-16QAMベースのコヒレント400G技術も採用してサンチャゴのデータセンタ向けに最高帯域を提供する。OTNベースの多重、クロスコネクト、マルチグラニュラトラフィックのグルーミングを超高速システムに採用することで、伝送の柔軟性と効率を最適化する。
Huaweiは、すでに150を超える商用100Gネットワークを世界に導入しており、100G超分野では多数のブレイクスルーを達成している。HuaweiとKPNインタナショナルが世界初の400Gフィールドトライアルを行ったのは2012年6月。その年の12月には、世界初の2Tフィールドトライアルをボーダフォンと行い、3325kmで2Tb/s伝送を成功させている。さらに、2013年3月には業界最高帯域40TWDMプロトタイプをOFC/NFOECで発表した。

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