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岡野電線 可動用光ファイバケーブルの開発に成功

December 10, 2013, 大和市--古河電工グループの岡野電線は、繰り返し曲げに耐えられる光ファイバケーブルを業界で初めて開発した。
ケーブル外被は、難燃性を有し、細くて軽く可とう性にも優れており、各種産業用ロボット等の画像伝送用途に適している。
従来、CCDセンサを用いた産業用カメラは、銅製のカメラリンクケ-ブルによる伝送が主流であるが、外部ノイズの遮蔽や高速性、伝送距離、伝送帯域に限界があった。
この改善にデジタル伝送が可能なCMOSセンサが開発され、石英ガラスを使用した光ファイバケーブルとの組み合わせにより、6Gbpsで100m伝送が可能となっている。
石英ガラスを用いた光ファイバケーブルは、一般的に、屈曲後すぐにロス増を発することがあり、長期の耐久性に問題があった。今回開発に成功した可動用光ファイバケーブルは、被覆材料や内部構造を工夫することで、1,500万回以 上の折曲げ試験に合格しており(試験継続中)、高い信頼性と難燃性、可動性が求められる産業用ロボット、マウンタ用伝送装置等に最適な設計となっている。

仕様
ファイバ種類: SM(R15)、GI(50/125)
ファイバ心数: 2 心
仕上がり外形: 6.0mm
概算質量: 36g/m

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