Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 9, 2013, Dallas--エクステラ(Xtera Communications, Inc)は、バックボーンネットワークの容量と伝送距離を最大化するXWDMアプローチを発表した。
同社は、商用光ネットワーキングNu-Wave Optimaプラットフォームを使用してラボとフィールドで広範なトライアルを行い、XWDMソリューションの正当性を確認した。今日利用可能になっている構成要素をベースにしてXteraのXWDMは、「容量×伝送距離」測定基準が、EDFAを利用する現在の100G光トランスポートシステムで通常達成可能な基準の6倍以上となる、とXteraは説明している。
このテストの一環としてXteraは、100Gと400Gフィールドトライアルをダラス郊外のベライゾンネットワークの一部で行い、成功させた。
XWDMは、30Gbaudオプトエレクトロニクス、ラマン光増幅に立脚しており、これらはフィールドで広く実証された技術である。

・30Gbaudオプトエレクトロニクスを使用して現在の長距離100Gインタフェースカードを設計、開発した。この同じオプトエレクトロニクスコンポーネントは同じシンボルレートで400Gインタフェースカードの開発にも使用可能。スペクトラル効率は4bit/s/Hzだが、EDFAで伝送するフィールド条件では伝送距離が短くなる。
・ラマン光増幅によって超長距離オールオプティカル100Gチャネルは4500km超となり、400G 16QAM変調チャネルでは2000kmとなる。高いレートのチャネルを伝送するとき、100Gもしくは200Gキャリアで構成されるテラビットチャネルを伝送するとき、伝送距離の改善も可能。

XteraのXWDMで30Gbaudオプトエレクトロニクスとラマン光増幅技術を採用することで伝送距離に妥協することなく高いスペクトラル効率と広い光スペクトラルが可能になる。64Tライン容量は、200Gキャリアと100nm光スペクトラムを組み合わせることで達成された。