Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 29, 2013, Madrid--ファーウェイ(Huawei)とスペインの固定網オペレータJazztelは、JazztelがHuaweiのNE5000E 400Gコアルータを採用してIPバックボーンを構築すると発表した。これは西欧で初めての400Gバックボーンであり、商用400Gコアルータ時代の幕開けである、と両社は説明している。
通信市場、特にFTTH市場がスペインで活発化するにともない、マルチメディアサービスが伸び、データフローが何倍にもなりつつある。これはIPバックボーンネットワークのパフォーマンスと拡張性にとって試練であり、ユーザエクスペリアンス低下にもつながる。Jazztelは、同社のIPバックボーンネットワークの容量をアップグレードする必要があり、またネットワークの効率を高める必要がある。
世界初の商用利用可能な400GコアルータとしてHuaweiのNE5000E 400Gコアルータは、サブカードの柔軟な挿抜を可能にしており、100GE、40GE、10GEボードの柔軟な組み合わせをサポートしている。また、各スロットでTb/sレベルの容量までスムースに拡張することができる。
なお、EANTCレポートでは、この400Gプラットフォーム消費電力はわずか1.27W/Gとなっており、エネルギーの大幅な節約、コスト削減に貢献する。