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通信装置ベンダが世界の加入者の45%を管理

November 18, 2013, Campbell--Infonetics Researchは「サービスプロバイダのベンダへのアウトソーシング」調査結果を発表した。このレポートは、ベンダがキャリア顧客に提供するサービスからの売上を調査している。

主な調査結果
・1H13、世界のサービスプロバイダアウトソーシング売上は前年同期(1H12)比1.4%増。
・中国のアウトソーシングは限定的であるが、APACはアウトソーシングとマネージドサービス市場で(EMEAに次いで)No.2となっている。これに貢献しているのは、インドにおけるBharti, Idea, Aircel, Hutchison (Vodafone) Essar, およびReliance Infocommの超大型契約。
・通信装置ベンダは現在、世界の加入者ベースの45%を管理している。わずか半年前は、33%だった。
・オペレーションアウトソーシングは、2012-2017年の間にCAGR 8%で伸びると予測されている。これはサービスタイプの中で最も高い伸び率になる。
・年初来多くの主要な契約が成立している。これには、Reliance CommunicationsのAlcatel-Lucentとエリクソンとの8年、20億ドルのマネージドサービス契約、Tele2 NetherlandsのNSNとのLTEネットワーク構築契約、Huaweiとduの5年マネージドサービス契約、T-Mobile Polandの課金システム開発と維持に関するNSNとの3年契約が含まれる。

「サービスプロバイダは衰えることのないペースで全面的なアウトソーシングを続けていると見ていたが、2013年上半期(1H13)の世界の通信アウトソーシング売上は基本的に前年と同様の横ばい状態。これはエリクソンでは外国為替市場の影響、IBM、HP、NSNの前年比売上げ減は様々な理由から、またAlcatel-LucentとHuaweiは売上増、これらの結果である」と主席アナリスト、Stéphane Téral氏は説明している。
さらに同氏は、「キャリアアウトソーシング市場については明るい見通しをもっている。モバイルネットワーキングアウトソーシング契約が増え、2017年の売上が790億ドルに達すると予測している。これはモバイルオペレータがOPEXを抑制しようとしているからである」と分析している。

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