All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

Turk Telekom/Huawei、2T WDMフィールドトライアル

November 15, 2013, Ankara--ファーウェイ(Huawei)とタークテレコム(Turk Telekom)は、タークテレコムのライブネットワークで2T WDMシステムのトライアルを成功させた。
このフィールドトライアルでは、一本のファイバで40Tbps Cバンド伝送を達成、今日までの業界最大帯域、最高スペクトラル効率(SE)となる。これはHDビデオ1000万チャネル同時伝送に相当する。
トライアルは、トルコの首都アンカラ(Ankara)とCankiri間307km G.652ファイバで行われた。先進的32QAM変調を使ったWDMシステムは、SE 8b/s/Hz、40Tbps Cバンド伝送で、現在主流の商用100Gシステムの4倍の伝送容量となる。また、ハイブリッドQAM技術と20Tbps容量とすることでトライアルリンクは、アンカラとイスタンブール間1750kmファイバループを再生なしで接続した。
ハイブリッドQAM技術により、QPSK、8QAM、16QAM、32QAM、64QAMなどの変調方式をソフトウエア定義でチューニングし、サービスに特化した容量と伝送距離が前例のない柔軟さで設定できることを示した。この技術は現在のWDMシステムにも適合しており、オペレータのインフラ投資を効果的に保護できる。
タークテレコムのWDMネットワークはヨーロッパにおける最大にして最先端の1つ。2010年、同社はファウエイの次世代WDMシステムを採用して34000kmの全国バックボーンネットワークを構築。2012年、タークテレコムはHuaweiのコヒレント100Gソリューションを導入した。このトライアルで使用したアンカラ-イスタンブールリンクは、ユーラシアで最もトラフィック量が多いリンクの1つ。
超大容量40Tフィールドトライアルは、100Gを越える伝送技術で重要な前進を画するものであると両社は説明している。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.