Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 13, 2013, Campbell--Infonetics Researchは、「ホームネットワーキング機器」レポートを発表した。同レポートは、住宅用ゲートウエイ、ブロードバンドルータ、MoCA、STB、ONT、同軸Ethernetアダプタ、HomePlug STB、電灯線アダプタ、HPNA/G.hnアダプタを調査している。

主な調査結果
・中国、東南アジア、東欧、中東、ラテンアメリカでは、ホームネットワーキングの焦点は先ずはWi-Fiカバレッジの拡大、次にマルチスクリーンビデオの分配に迅速にシフトしていく。
・ホームネットワーキング機器の世界規模の売上は、2013年上半期(1H13)で前年下期(2H12)比6％増、54億ドル。
・主に北米で出荷されているMoCA機器は再度売上が伸びた。
・1H13の住宅用ゲートウエイの売上は、2H12比で7％増となった。これはマネージドサービスを提供するためにオペレータの住宅用ゲートウエイ依存度が高まったため。
・オペレータが供給する住宅用ゲートウエイは、引き続き小売ルータ市場を侵食。1H13のブロードバンドルータの売り上げと出荷は減少。

主席アナリスト、Jeff Heynen氏は、「ブロードバンドCPEと同様、ホームネットワーキング機器は引き続き成長している。これは固定ブロードバンド加入者が世界中で増加しているため。データネットワークで提供されているサービスタイプも同様に伸びており、最重要サービスはマルチスクリーンビデオだ」と指摘している。