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高速化に支出するブロードバンドユーザ

November 6, 2013, Boston--調査会社ストラテジ・アナリティクス(Strategy Analytics)による直近の「固定ブロードバンドベンチマーク」によると、ISPはサービス速度を増加させているが、大多数はこの速度増を既存サービスに組み込んでおり、多くのユーザは料金の改定なしで高速化の恩恵を受けている。
これはユーザには朗報である。ユーザは固定料金制で、ブロードバンドや関連のサービス(電話基本料金+TVのバンドル)に月平均29~67ドルを支払えばよいからだ。
Teligenディレクタ、Halvor Sannaes氏は「ISPの価格競争力には限界がある。平均価格の変化が比較的ゆっくりになっていることは、その限界に近づいてきていることを示唆している。プロバイダが、現在考えていることは、競争優位性を維持するためにどのように付加価値をつけていくかということだ。確かに、一定のパッケージ内で速度を速めているプロバイダが増えてはいるが、料金は変えていない。これは、もちろんネットワークのアップグレードを反映してはいるが、エンドユーザが追加の支出無しに恩恵をうけていることは明らかである」と分析している。
さらにシニアタリフコンサルタントの Josie Sephton氏は「ブロードバンド価格にはさらに改善の余地があり、バンドル固定値引きだけでなく、外出時のモバイルブロードバンド追加、タイムベース課金、Wi-Fiアクセスなどに展開できる。これは、今後さらに増えていくものと見ている」と付け加えている。
OECD固定ブロードバンド価格ベンチマークは、ストラテジ・アナリティクスのTeligen部門が提供している。

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