Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 25, 2013, Boston--Infonetics Researchは「10G/40G/100G光トランシーバ」調査レポートを発表した。このレポートは、光トランスポート、エンタプライズ、データセンタ、キャリアルーティング/スイッチング市場向けに販売される10/40/100Gbps光トランシーバを詳細に追跡調査している。

レポートの要点
・2013年上半期(1H13)10/40/100Gトランシーバの総売上は、前年同期比で4％増、8億8200万ドルとなった。
・1H13の100Gコヒレントオプティクスの出荷は1H12比で284％増。
・データセンタアプリケーション向け10G光モジュールの出荷数量は増え続けているが、通信アプリケーション向け10Gの出荷は18ヶ月連続で横ばい。
・1H13に、チューナブルXFP出荷の伸びが初めて減速した。
・データセンタアプリケーションでは40G光トランシーバが引き続き伸びているが、WDM技術に使用する40Gは減少している。

主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は、「今年、100G WDM市場は少なくとも2倍に拡大するが、多くのベンダが認める市場の力強さ、中国における数量が予想よりも大きいことから、2013年のコヒレントWDMポート出荷は2012年の3倍になる」と予測している。さらに同氏は、「今年のコヒレント100G WDMの成長は目を見張るものがある」とコメントしている。