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BCCリサーチ、ピコプロジェクタ世界市場レポートを発表

October 24, 2013, Wellesley--BCCリサーチ(BCC Research)は、「ピコプロジェクタ:技術とグローバル市場」レポートを発表した。それによると、2012年ピコプロジェクタグローバル市場は4億9140万ドルだったが、2013年には7億7610万ドルに達すると予測されている。2013-2018年の予測期間でCAGR 44.9%で成長して、2018年には市場は50億ドルに成長するとBCCリサーチは見ている。
イメージング技術の最近の進歩によってハンドヘルド(pico)ビデオプロジェクタが市場に登場している。ピコプロジェクタは、様々なプロジェクション技術で構成されており、重要なコンポーネントである光源としては特にHB-LEDsやレーザダイオード、またDLP(digital light processing)、LCoS(liquid crystal on silicon)、LBS(laser beam steering)が含まれる。それぞれ長短があるが、いずれもハンドヘルド、スマートフォン/タブレット組込サイズでフルスケールプロジェクションを可能にするものであり、これによってユーザは重い装置を持ち運ぶ必要がなくなり、プロジェクションの新たな用途が可能になる。
スマートフォン内蔵のピコプロジェクタによってユーザは大きなスクリーンで見ることができ、電話会社にとっては競争市場でこれが決め手となる。ピコプロジェクタの商用化は、先ずはコンシューマやオフィスプロジェクタ市場に影響を与えた。消費電力の大きな装置を必要としないコンシューマや小企業は、代わりに小型で安価なピコプロジェクタの購入を選択するようになっている。
ピコプロジェクタ技術は、ヘルスケア、製造、航空など多様な分野に注目すべきアプリケーションがある。BCCの調査は、この市場の成長を後押しするのは、増え続けるR&D投資、より可搬性の高い機器に対するコンシューマの要求、増加するモバイル機器へのピコプロジェクタ組込である、と説明している。
(詳細は、 www.bccresearch.com)

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