Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 23, 2013, Atlanta--アトランタで開催されたSCTE Cable-Tec ExpoでCiscoは、同社フラッグシップPrisma II 光ビデオプラットフォーム向けに新しい高密度Prisma SuperQAM XFPトランスミッタモジュールを発表した。
この種のもので初めてのXFPトランスミッタモジュールは、CiscoのCCAP(Converged Cable Access Platform)マイグレーションプランでもう1つの重要ピースとなる。ケーブルオペレータは、既存のインフラを活用しながら、徐々に導入を進めネットワーク容量を増やすことができる。
このPrisma SuperQAM XFPトランスミッタで、オペレータは現在のシャーシの密度を2倍に、消費電力は1/2にすることができる。また、同モジュールはシスコの次世代テラビットCCAP製品cBR-8の光フィジカルインタフェースカード(PIC)に収まる。さらに、cBR-8は光ノードに直接リンクすることができ、ケーブルヘッドエンドのラックスペースを一段と縮小することができる。
シスコは、現在複数のグローバルサービスプロバイダとこの新しいモジュールのトライアルと導入計画を進めている。
CiscoのPrisma II光ビデオプラットフォームによりケーブルオペレータは既存のHFCネットワークを使って複数のIPビデオストリームを提供することができる。
Cisco Prisma SuperQAM XFPトランスミッタモジュールは、導入済みのPrisma IIエクストラデンス(XD)シャーシ3RUの容量を16トランスミッタから32トランスミッタに増やすことが可能。同モジュールの消費電力は3.5W、今日の市販モジュールと比べて約70％少ない。
このXFP形状デザインの新しいトランスミッタモジュールは、「オールデジタル」トランスポート、オールナローキャストビデオコンテンツをサポートし、現在のSuperQAMトランスミッタの代わりに2つのXFPを搭載できる。