Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 15, 2013, Eugene--ライトカウンティング(LightCounting)によると、10GbE光トランシーバの出荷が2013年に新たな記録、1000万個に達する。
短距離(SR) 10GbE光トランシーバに対する非常に強い需要が、2013年の出荷数量を1000万個超に押し上げる勢いになっている。これは前年比40％増となる。10GbE SRモジュールの出荷が初めて1GbE SRの出荷を上回る。2013年早期に10GBASE-Tの販売増のレポートがあったものの、このデータから光接続が10Gbpsで大きな市場シェアをとっていることが確実になる。
Ethernetトランシーバ市場の成長は40GbEと100GbE製品の出荷増にサポートされているが、FTTx製品の販売が急落したために光トランシーバの市場全体は横ばい。FTTx市場は調整期に入っており、2013年にEPONとGPON ONUの出荷が鋭く落ち込んだと報告しているベンダが多い。ただし、OLT製品の販売は、現在までのところ堅調。
ワイヤレスインフラ向けの光トランシーバの出荷は、2013年上半期は微増だったが、過去3ヶ月で需要が激増した。2013年AOC市場は低迷、ただし大手サプライヤはSFP+ AOCを初めて量産出荷したと報告している。
(詳細は、 www.lightcounting.com)