Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 15, 2013 Ottawa/San Jose--ラノバス(RANOVUS Inc)は、1100万ドルの融資を獲得した。同社は、マルチテラビットインタコネクトソリューションをデータセンタ、通信ネットワーク向けに開発している。
ラノバスは、画期的なインタコネクトソリューションを提供し、拡張性のあるインフラストラクチャが、高速、高信頼、経済的なネットワーク接続要求に応えていけるようにすることをミッションとしている。同社の技術は、インタコネクトの消費電力、サイズ、コストを大幅に削減し、従来ソリューションに比べて遅延を著しく低くすることができる、と同社は説明している。ラノバスのチェアマン/社長/CEO、Hamid Arabzadeh氏は、「当社のプラットフォーム技術によってデータセンタオペレータは、100Gbpsからマルチテラビットまで、経済的で電力効率に優れた低遅延接続を実現できる」と話している。
ラノバスの製品プラットフォームは、量子ドット多波長レーザ技術と、高度なデジタル/フォトニクス集積回路技術との統合によって可能になった。
ラノバスは、2012年2月設立。CEO、Hamid Arabzadeh氏は、2010年にシスコが買収したCoreOpticsのCEO。その他、元Nortel、ワンチップフォトニクスなどのメンバーが参加している。