Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 10, 2013, Santa Clara--インファイ(Inphi Corporation)は、同社の第2世代Tri-Rate PHY/SerDesギアボックスIC、IN112510と、PMCのDIGI 120G、META 120G、業界最高密度10G、40G、100G OTNプロセッサ、統合キャリアEthernet/OTNフレイマソリューションとの相互接続性デモを行った。
レファランスソリューションは、InphiのIN112510PHY/SerDesギアボックスICを使って100G CFP2光トランシーバモジュールにDIGI 120GとMETA 120G接続を実証。InphiのソフトウエアSDKを使ってハードウエアとソフトウエアの統合が行われた。これには、InphiのiSCANリンクマネージメントソフトウエアスイートを用いたリンクテストを含め、SDKに実装されたテスト機能で広範なテストとクオリフィケーションが行われている。
PMCの通信事業ユニットでマーケティングとアプリケーション担当VP、Babak Samimi氏によると、DIGI 120GとMETA 120GによりPMCは100G OTN、OTN光トランスポート装置やルータプラットフォーム向けたスイッチングと接続性で先行している。また同氏はInphiのTri-Rateギアボックスとの相互接続性テスト成功に関連して、「OTNデバイス周辺でエコシステムを拡大するものだ。実証済みのレファランスソリューションがあり、これによって顧客は100G CFP2プラガブル光モジュールで最高のポート密度、最小パワーの100G OTNおよびキャリアEthernetラインカードを提供できるようになる」とコメントしている。
市場の状況についてInfonetics Researchは、OTN装置市場はCAGR 13％で成長して2017年には130億ドルに達すると予測している。今回の相互接続性テストが実証しているのは、IPベースWDMネットワークに向けたOTNスイッチング、ルーティング、ROADM、P-OTS用の高密度100Gポートラインカードをサポートするための使えるソリューションの存在。
(詳細は、 www.inphi.com)