Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 1, 2013, London--OEソリューションズ(OE Solutions Co, Ltd)は、CPRI(Common Public Radio Interface)準拠クールドシングルチャネル(CSC)バイディレクショナルトランシーバを発表した。
OEソリューションズはすでにOFC2013でCSCトランシーバを発表しているが、今回新たに発表したSFPは特にワイヤレスバックホールアプリケーションでの利用を補完するものとなる。
OEソリューションズが発表した最新のCSCトランシーバは、CPRIとOBSAIマルチラインレートとともに6144.0Mbit/sまでのデータレートをサポートする。同トランシーバは、1270nm～1610nmまでの任意のCWDM波長で調整でき、ネットワーク設計や容量増が柔軟に行える。
同社ビジネス開発ディレクタ、John Kwak氏は、「ワイヤレスネットワークの帯域増は、効率的なファイバ利用に対する力強い需要を引き出した。ワイヤレスバックホールアプリケーションに最適化された、このCSCソリューションにより、帯域需要の成長加速を目の当たりにしているワイヤレス顧客に大きな価値を提供することになる」とコメントしている。
OEソリューションズのCPRI準拠CSCトランシーバの主な特徴。

・6144.0Mbit/sまでの全てのCPRIデータレートをサポート
・動作温度: -40～+85℃
・シングルリンクにシングルCWDMチャネル(リンク数2×)
・ネットワークに必要なMUX/DEMUX数削減
・OBSAI (Open Base Station Architecture Initiative)でも動作