Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 1, 2013, London--マルチファイ(MultiPhy, Ltd)は、MP100Q MLSEレシーバ/DEMUXおよびMP1101Q MUXチップセットとOclaroのPT10HGC 10Gb/s広帯域リニアPINレシーバ、TL7000 10Gb/sチューナブルトランスミッタアセンブリ(TTA)との相互接続テスト、デモンストレーションに成功した。
MP1100Q/MP1101Qチップセットを市場に普及させる計画の一環として同社チームは、適切なパフォーマンスとローコストとの融合を目標に、同社のチップセットと光サブコンポーネントとの広範な相互接続性テストを行ってきた。オクラロのPT10HGCレシーバとTL7000トランスミッタは、MultiPhyチップセットと最高の適合性を示している。同社R&D担当VP、Shimon Steinberger氏は、「当社のチップセットとオクラロの光コンポーネントを用いて、最高パフォーマンスを達成した。顧客は、このチップセットを使ったチューナブルソリューションを求めており、当社のチップセットがオクラロの送信器/受信器での使えることを保証できる」とコメントしている。
DWDMネットワークの柔軟性のために、チューナブルソリューションが好まれる。MultiPhyは、適切なチューナブルサブコンポーネントをモジュールデザインに使えることを顧客に示すことを目標にしている。「オクラロはMultiPhyと密接に協力してレシーバとチューナブルトランスミッタソリューションを開発してきた。これによって、10Gオプティクスを使用して4×28Gアプリケーション向けに競争力のあるソリューションを提供するために必要なパフォーマンスとコストポイントが達成される。顧客が、当社のTL7000とPT10HGCサブコンポーネントと4×28Gラインサイドモジュールデザイン向けのMultiPhyチップセットを使ってくれることを期待している」とフォトニックコンポーネント事業ユニットEVP、Adam Price氏はコメントしている。
MultiPhyのパテント申請中「帯域低減オプティクス」を使用することで、MP1100Q MLSEレシーバ/DEMUXとMP1101Q MUXチップセットは、低速光コンポーネントを過度に駆動する時に見られる障害を克服する。他の10Gクラス光サブコンポーネントと組み合わせたとき、結果として生じるデザインは、最高のコストポイントはメトロ100G光モジュールデザインであることを示している。
MP1100Q/MP1101Qチップセットは、100Gメトロ光トランスポート市場のローコスト、ローパワーニーズを満たすように特別に設計されている。MP1100Qは、クワッド25-28Gb/s CMOS DEMUX/CDRレシーバチップで、ADCとMLSE DSPが集積されている。用途は、100-112Gb/s光トランスポンダモジュールやラインカードデザイン。MP1100Q MLSEレシーバチップと併せて使用されることを目的としたMP1101Qは40nm CMOS MUXデバイスで、全ての100G光伝送に必要とされる標準10: 4ギヤボックス機能を提供する。