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オクラロ、マルチレート10G SPプラストランシーバサンプル

October 1, 2013, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、2kmまでのSMFアプリケーション向けTRS5013WV、ローコスト10G Ethernet SFP+トランシーバのサンプル出荷を開始した。
10G SP+ CPRIトランシーバは、ワイヤレスバックホールアプリケーションに最適化されており、IEEE 10G Ethernetトランシーバ標準に準拠。同トランシーバは、2457.6Mbit/s(option3)から9830.4Mbit/s(Option 7)までをカバーするCPRI(Common Public Radio Interface)レートを満たしている。このSFP+ CPRIトランシーバは、ファブリペロー(FP)レーザを使用して設計コストを安く抑え、SMFで2km伝送、動作温度範囲-40~+85℃に拡張されたハイパフォーマンスを提供している。
広帯域メディアとビデオ通信用インタフェースとしてモバイル機器の数と利用が増え続けている。このため、極めてコストに敏感な「ラストマイル」からアンテナまでを含むワイヤレスバックホールで帯域ニーズが急激に増えている。このCPRIリンクがかなり大きな割合を占めるのが2km以下の距離。しかし、この短距離にコスト的に最適化されたCPRI準拠SFP+トランシーバは今日まで市販されておらず、業界はより高価な10kmバージョンを使わざるを得なかった。Oclaro 10G SFP+ CPRIトランシーバは、ワイヤレスバックホールアプリケーションに求められる過酷環境要件を満たしながら、こうした距離に対するニーズに応えている。
調査会社ライトカウンティング(LightCounting)のCEO、Vladimir Kozlov, PhD氏は「ワイヤレスネットワークを4Gにアップグレードすると、このワイヤレスインフラをサポートするために光接続ニーズが強まる。基地局とアンテナタワー間接続のかなりのパーセンテージが、2kmまでの距離。これをサポートできるトランシーバを必要になる。10G接続要求は、今後ワイヤレス業界で強まる」と分析している。同氏によると、過去3年、この市場セグメントは年に50~100%の成長を記録した。データレートは、3Gb/sから6Gb/s、今では10Gb/sに移行した。
オクラロの10G SFP+ CPRIトランシーバはワイヤレスバックホールアプリケーション向けの新しいプラガブルモジュール。FPレーザを活用して、コストを抑制しながら、2kmまでの距離でアンテナバックホールの大半をカバーする。最大消費電力は1W、IEEE.802.3ae, Clause52準拠。CPRIおよびOBSAI仕様、アプリケーション準拠。
製品は現在サンプル出荷中、量産開始は2013年末の予定。

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