Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September30, 2013, London--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、100Gコヒレントトランスポート向けに小型形状PICベース光コンポーネンツをECOC2013で発表した。
これら小型形状製品は、高いポート密度100Gコヒレントシステムの仕様を満たし、高次変調スキームを用いて200Gや400Gアプリケーションにスケールできるように設計されている。
新製品の1つは、狭線幅micro-ITLA(Integrable Tunable Laser Assembly)で、現行世代のITLAと比較して設置面積を1/3以下に縮小し、消費電力を抑制するように設計されている。さらに、ネオフォトニクスのmicro-ITLAは、次世代コヒレントネットワークアーキテクチャで必要となる高光出力と狭線幅をサポートするように設計されている。もう1つの製品は、SFF-ICR(Intradyne Coherent Receiver)で、これは現在出荷中のICRの1/2以下のサイズになっている。SFF-ICRは、ボードレベルの集積を簡素化するために、オプションとして信号パスへの集積VOA、モニタPD(MPD)が用意されている。この多機能デバイスは、シングル入力チャネルとマルチ入力チャネルアプリケーションのいずれにも適している。
同社CEO/チェアマン、Tim Jenks氏によると、現行世代のコヒレントシステム実現に重要な役割を果たしたのはフォトニック集積。「フォトニック集積技術を利用することで、サイズの縮小、低消費電力、高い集積レベルとパフォーマンスを顧客に提供することができる」と同氏は説明している。