Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 27, 2013, Dallas--メナラ(Menara Networks)は、メトロアプリケーション向けに業界最小コスト100G DWDMトランスポートソリューションをサポートするDWDM CFP 100G MSAモジュールを販売する。
キャリアバックホールとデータセンタインタコネクトにフォーカスした、このDWDM CFPは光デュオバイナリソリューションを使って既設の100GHzおよび50GHz DWDMシステムとの相互接続が可能になっている。4つの28Gbpsレーザの各々がフルCバンドで独立可変となっており、50GHzスペーシングで100chをサポートする。このMSA準拠モジュールは、CAUIとOTL-4.10電気インタフェースの両方をサポートしており、FECを追加することで伝送距離は400kmまで延びる。消費電力はMSAの範囲内であり、このDWDM CFPは高密度EthernetスイッチやIPルータラインカード、DWDMトランスポートシステムで使用できる。ダイレクトディテクト技術を採用したことで、現行のコヒレントソリューションに対して大幅なコストダウンが実現し、キャリアはメトロネットワークへの100G導入を加速し、ROI回収期間を短縮できる。
メナラのDWDM CFPは、Armada 1000-GMにシームレスに組込可能。同システムは1RU 100G WDMトランスポートソリューションで、チューナブルCFPベースOTU4 100Gアップリンクに100Gトランスポンダと10G/40Gマクスポンダ機能を組み込む。コンパクトなArmada 1000-GMにはEDFA光アンプとDCMも内蔵されており、コンパクトな1RUのフットプリントでメトロおよびデータセンタインタコネクトアプリケーションに100G DWDM伝送ソリューションを提供するものとなっている。
メナラの製品マネージメント担当VP、Adam Hotchkiss氏によると、ISPやキャリアアグリゲーションポイントからの膨大なバックホールトラフィックに押されメトロネットワークでは100Gトランスポート需要が高まっている。