Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 20, 2013, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、次世代チューナブルレーザプラットフォームの量産を開始した。
この新しい狭線幅micro-iTLA(integrable Tunable Laser Assembly)は、コヒレントシステムに特化している。コヒレントシステムでは、伝送と局発光(LO光源)の両方でハイパフォーマンスレーザが必要とされている。オクラロのmicro-iTLAは、PM-QPSKや16-QAM変調フォーマットをベースにした、100Gおよび次世代200Gコヒレントネットワークアプリケーションに適した高光出力、オフグリッドチューニングを特徴としている。
オクラロのmicro-iTLAは、OIF Multi-Source Agreementに準拠しており、標準のiTLAよりも3倍小型化された形状で、消費電力も大幅に下げている。この小型化と低消費電力によりコヒレントモジュールのサイズが一段と縮小し、熱問題も緩和される。超高光出力は、パワーと周波数の微調整と併せて、ネットワーク設計者の柔軟性を一段と高めるものとなる。InPチップ技術とパッケージングの実績ある信頼性によって顧客は高信頼のシステム製造に確信が持てる。
micro-iTLAは、2013年は主要顧客向けに出荷を続ける。オクラロは、2013年第4四半期に市場要求をサポートできるようにmicro-iTLAの増産にとりかかっている。