Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

Setptember 6, 2013, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、2013年第2四半期エンタプライズエッジ市場は約35億ドルに達した。これは前年同期比2％の成長となる。今期、初めてエンタプライズクラス802.11acワイヤレスLAN製品が出荷された。
「新しい802.11ac準拠WLAN機器が出荷されるようになっており、エンタプライズは配線やキャンパスEthernetスイッチをアップグレードして、これらの機器の一段と強力で高いスループットに対応しなければならなくなっている」とDellOro Groupのエンタプライズエッジ調査担当VP、Chris DePuy氏は説明している。同氏によると、インストールベースの802.3af対応Ethernetスイッチの多くは802.11acワイヤレスサービスには十分な能力がない。新しいスイッチは一段と強力であり、802.11acが必要とするスループットは複数のギガビットEthernetポートあるいは10Gbpsポートを必要とする。このため、ビル内の配線も追加が必要になる。エンタプライズは、特殊配線やネットワークシステムを開発せざるを得ないので、この点は重要だ。このようなシステムは、これまでデスクトップ配線やスイッチト共有していたものから分離することになる。そうでなければ、802.11acは能力以下でしか使えない、とDewPuy氏は説明している。
エンタプライズエッジは、通信市場の一部であり、これにはエンタプライズクラスWLAN、キャンパスEthernetスイッチング装置および関連のソフトウエアが含まれる。