Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 3, 2013, Aptos--ElectroniCast Consultantsは、一般照明用LEDランプ米国市場展望と予測を発表した。
それによると、2012年の米国におけるLEDランプ消費額は8億9100万ドルだった。今後、年平均25.5％(2012-2017)で成長して2017年には27億7000万ドルに達するとElectroniCastは予測している。
この市場調査は主要ランプタイプを次の8つに分けている。パーライト(PAR)、一般照明(Type A)、装飾MR(Multifaced reflector)互換、チューブ(管形)、街灯、ハイベイ、特殊フロア照明。電球カテゴリーは、電球の物理的サイズで決まる複数のサブカテゴリに分かれることもある。
「この調査では、ローベイ/特殊フロア照明と、ハイベイカテゴリを追加した。ハイベイは、倉庫、食料品店、ジム、その他天井の高い大きな屋内空間の施設で最も一般的に使用されている。LEDベースの照明は、従来の高輝度放電(HID)ランプ、メタルハイライド(MH)ランプ、蛍光灯を置き換えつつある」とElectroniCastの主席アナリスト、Stephen Montgomery氏は説明している。
「LEDベースのハイベイランプでは、平均販売価格が急落すると予測しているが、このカテゴリは金額ベースで年間約20％の成長を見込んでいる」(同氏)。
MR互換は、従来のハロゲンMRランプに対してLEDソリューションが同等の輝度、競争力のある値付けをしているので、大きく伸びると予測されている。A-19のようなLEDベースの一般照明は、家庭で白熱電球からの置き換えが進むので、成長率が年に30％を超える。蛍光灯の競合として登場してきたLEDベース管形電球は、2017年に消費額が1億5000万ドルに達すると予測されている。
LED街灯の第一の訴求点は、従来の街灯フィクスチャ技術に比べてエネルギー効率が優れていること。ElectroniCastﾆよると、米国で導入されるLEDベースの街灯は年率40％(2012-2017)で成長するが、この予測期間で平均販売価格(ASP)は急激に下がると予測されている。