Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 27, 2013, Campbell--Infonetics Researchは、「ハイエンドファイアウォール戦略とベンダリーダーシップ:北米エンタプライズ調査」を発表した。ここでは、企業のハイエンドファイアウォール採用を方向付ける原動力、戦略、技術的選択肢を調査している。
「当然のことだが、より高速のネットワーク技術への移行で企業は、ファイアウォールを含め、ITインフラストラクチャの全ての可動部分のアップグレードを強いられている。多くの企業の購入担当者が、100Gを超えるアグリゲートスループットを持ち、今後40Gや100Gポートをサポートするファイアウォール製品に注目している」と主席アナリスト、Jeff Wilson氏はコメントしている。

主な調査結果
・購入者はスピードを必要としている。「セキュリティアプライアンスの高速ネットワークインタフェースへのアップグレード」が、ハイエンドファイアウォールへの投資の最大理由となっている。これは、調査した企業の3/4超となっていた。
・ハイエンドファイアウォールサプライヤの選択基準リストでは、セキュリティが大差でトップにランクされている。
・回答者の57％が、2014年にハイエンドファイアウォールに50000ドルあるいはそれ以上を投資する計画を持っており、高額カテゴリーへのシフトが顕著になっている。
・Infonetics Researchの予想では、2013年の市場シェアは変わる。その理由として同社は、データセンタにFortinet, Check Point, Palo Alto, およびDell SonicWALL のハイエンドファイアウォールが多く入ると見ている。一方、シスコとジュニパは、競合の挑戦をかわし続けるとInfonetics Researchは見ている。