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2013年末には世界の光ブロードバンド加入者数が19%に

August 21, 2013, Singapore--2013年、世界の有線ブロードバンド加入者数は健全な成長を続けている。ABIリサーチの「ブロードバンド加入者」市場データによると、光ブロードバンド市場シェアは、2012年の16%から2013年末には19%に達する見込みだ。
「ブロードバンド加入者数は、DSL、ケーブル、光プラットフォームの全てが成長している。しかし、DSLから光ファイバへの消費者のシフトが顕著になってきている。これは、オペレータがファイバインフラを加入者宅に向けて延ばし続けているためだ」とABIリサーチのVP、Jake Saunders氏は説明している。
この傾向は先進国だけではなく、新興市場でも起こっている。中国は、ブロードバンドオペレータ、チャイナテレコムとチャイナユニコムが積極的に光ネットワークを展開しており、この先数年DSLブロードバンドは減少トレンドとなる見込みだ。2013年Q1、DSLの加入者数は300万件減少した。同じ期間に、光ブロードバンド加入者数は3290万件から3760万件に増加した。業界アナリスト、Khin Sandi Lynn氏によると、2013年末、世界の光ブロードバンド新規加入者数は2560万件。DSLブロードバンドカテゴリでは、加入者の純増は前年比で50%減となる。
FTTH、FTTCは、全ての場所で実用的なソリューションとなるわけではない。半都市化地域や非都市部ではファイバ敷設に経済性がないことが多い。DT、テレコムイタリア、BTなどのブロードバンドオペレータは最近、銅線ネットワークで100Mbpsまでのブロードバンド速度を提供できるベクタリングVDSL2のテストを行っている。光ブロードバンドサービスは急成長しているが、DSLブロードバンドはこの先数年はプラットフォームとして優位性を維持するとABIリサーチは見ている。

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