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エムコア、1550nm直変CATVトランスミッタをケーブルショーで発表

July 30, 2013, Albuquerque/Tokyo--エムコア(Emcore Corporation)は、Medallion 8000シリーズ1550nm直接変調DWDMケーブルテレビ(CATV)トランスミッタを発表した。
Medallion 8000は、エムコアの1550nmCATV光トランスミッタポートフォリオの最新製品で、CATVとサテライト中間周波数(SAT-IF)信号の両方を光ファイバで30kmまで伝送できるように設計されている。これにより、複数の信号伝送に1台のトランスミッタを使用するネットワーク設計が容易になり、同時にコスト、システムの複雑さ、ラックスペースに対する要求に応えることができる。
Medallion 8000は、数を減らしたCATVアナログチャネルで、79-チャネルNTSCアナログ信号とQAMおよびSAT-IF信号をサポートしている。特徴は、0-10km、5-15km、10-15km、10-20km、15-25kmの固定ファイバ長が選択でき、SBS抑圧が最大18dBmであること。ファイバ長が選択可能であるため、ユーザはMedallion 8000を、0-30kmまでのファイバ長を1km単位でCSO(Composite Second Order)が最適になるように設定でき、しかもSBS抑圧は最大20dBmとなる。
Medallion 8000ファミリトランスミッタ製品は、共通のプラットフォームで様々なCATVトランスミッタアプリケーションをサポートできるように設計されている。75Ω CATV RF入力は1002MHzまでの周波数をサポートする。設計的特徴には、低チャープコントロール、ノイズ抑圧回路、特許となっているプリディストーション技術が含まれる。この特許によって、エムコアのワイドレンジ冷却ブロードバンド直変レーザが群を抜いたパフォーマンスとなっている。
エムコアの事業開発担当VP、Jaime Reloj氏はMedallion 8000について、「従来のハイブリッドファイバ同軸CATVシステムの拡張、FTTPへのRFオーバーレイ、RFoG(Radio Frequency over Glass)プロジェクトにとって理想的な製品である」と説明している。
Medallion 8000は、Japan Cable Tech Showで展示されている。

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