Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 29, 2013, Parsippany--カーティスライト(Curtiss-Wright Corporation)社は、同社Surface Technologies部門がロールスロイス(Rolls-Royce)と契約し、シンガポールのロールスロイスのワイドコードファン動翼(WCFB)製造工場内にレーザピーニング製造セルを設置して運用すると発表した。
カーティスライトのレーザピーニング技術は、ローレンスリバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory)と共同開発したネオジウムガラスレーザ技術をベースにしており、金属パーツの表面に深い圧縮応力を与えることができる。これによって、これらの重要コンポーネントの保守/検査間隔を最小化することができる。カーティスライトは、カリフォルニア州リバモア、UKのEarby他で、レーザピーニング工場を稼働させており、また世界中どこでもオンサイトで使用できる可搬レーザピーニングシステムも所有している。
レーザピーニングセルは現在、Trent航空エンジン用ファンブレードに対して運用可能となっている。Trent航空エンジンファミリは、最先端の商用航空機、Boeing 787, Airbus A350, Airbus A380などで使用されている。