Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 26, 2013, Campbell--Infonetics Researchは、「テレコムとデータコムネットワーク装置およびソフトウエア」調査を発表した。

主な調査結果
・リセッションによる2009年の落ち込みの後、世界のテレヒム/データコム装置およびソフトウエア市場は、2010年19％、2011年に7％成長して安定成長を続けており、2012年1720億ドルに達した。
・Infonetics Researchの予測では、この先テレコム/データコム装置およびソフトウエア市場は、2013-2017年にCAGR 4.9%で成長し、世界全体で2180億ドルに達する。
・この5年でサービスプロバイダおよびエンタプライズは、テレコム/データコム装置およびソフトウエアに総額1兆ドルを投資するとInfonetics Researchは見ている。
・売上高市場シェアの順で、テレコム/データコム装置ベンダ上位4社は、Cisco、Ericsson、ファーウェイ(Huawei)、Alcatel-Lucent。
・Ciscoはエンタプライズセグメントで圧倒的優勢を維持、一方Ericssonは大手サービスプロバイダセグメントでNo.1。

「世界経済の健全性、経済の短期的成長見通しは極めて不確定であるが、テレコムとデータコム装置およびソフトウエア市場は、2017年にかけて成長軌道に乗っており、毎年伸びて行く、その理由はネットワークが大きく変わるからだ」(主席アナリスト、Jeff Wilson氏)。
また、Michael Howard氏は、「2012年にはテレコムとデータコム装置への投資でAPACがリードしていたが、少なくとも今後5年はその状態が続き、2017年にかけて世界の投資額の1/3以上をAPACが占める」と見ている。