Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 25, 2013, San Francisco--Crehan Researchは、サーバクラスアダプタ&LOM長期予測を発表した。同レポートでは市場規模は2017年に25億ドルに達すると見ている。
同レポートは、平均販売価格の下落による出荷の伸びが売上高拡大の原動力となると予測している。また、Ethernet(FCoEを含む)とInfiniBandの伸びが、ファイバチャネル(FC)の漸次的減少を相殺するとも指摘している。
「データセンタネットワーキングでのトラフィック需要の増加は、サーバクラスアダプタやLOM(LAN-on-Motherboard)の出荷の継続的成長を後押しするだけでなく、Ethernet、FC、InfiniBandを含む全ての主要プロトコルで、より高速の接続に対するニーズを押し上げている」と同社社長、Seamus Crehan氏は指摘している。同氏によると、10GbE、16G FC、FDR InfiniBandなど、高速接続へのアップグレードが、急激な価格下落を相殺する。
また、10GbEアダプタやLOM市場セグメントでは、市場軟化後、再び力強い成長が戻ってくると同レポートは予測している。コアやアグリケーション向けの新しい40GbE、100GbE対応データセンタスイッチが出てきたことで、サーバアクセスレイヤーの10GbEへのアップグレードが一段と促進されるとCrehanは見ている。