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光コネクタ/メカニカルスプライス市場展望

July 23, 2013, Aptos--ElectroniCast Consultantsは、通信用途の光コネクタとメカニカルスプライスの年次予測と分析を発表した。
同社によると、光コネクタ/メカニカルスプライスの世界消費額は2012年に23億9000万ドルに達した。この消費額の原動力となったのはプライベートデータネットワークアプリケーションで、金額にして12億ドル、シェアは51%。テレコム用途は、2012年の6億6900万ドルから年率14.5%で成長して、2017年には13億ドルに達する見込みだ。成長の主因は、アクセス系ファイバの導入。シングルモードコネクタの世界市場は、昨年7億8600万ドルに達した。シングルモードコネクタ消費ではテレコムネットワークが優位を占める。この調査の市場予測データは個別年の消費を示しており、累積データではない。
光コネクタ/メカニカルスプライスは、厳しいテストが求められる軍/航空の様々なアプリケーションでも利用されており、過酷環境ファイバオプティク(HEFO)仕様を満たしている。ElectroniCastの光コンポーネントグループディレクタ、Stephen Montgomery氏によると、軍/航空用途の消費額は2012年に2億7000万ドルだった。HEFOコネクタは、自動車、石油/ガス、水中、産業、センサ、多数の他のユーザグループなどの特殊用途でも用いられている。
マルチモードコネクタの消費額は、平均17.4%(2012-2017)で成長すると予測されている。LAN、HPC、データセンタ、ビッグデータ、SANや他のアプリケーションなど、短距離での利用に適している。
光ファイバ関連技術の進歩により、光ファイバがエンドユーザ近くまで来るようになっている。このことは、ボード間インターコネクトを含め、短い距離のリンクでの利用促進となる。「コネクタの小型化、主に多芯コネクタ、ファイバ相互接続あたりの空間とコストの削減といった傾向が強まっている」と同氏は分析している。

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