Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 10, 2013, サンフランシスコ--クレハンリサーチ(Crehan Research Inc)が先頃発表したデータセンタスイッチ長期予測によると、データセンタスイッチングで40GbE/100GbEの急成長する。
同社は、これら2つの技術が2017年までにデータスイッチング売上高の大半を占めるようになり、今後5年CAGR 100％を超える勢いで成長すると予測している。また、初めは40GbEが100GbEを凌駕する。その理由として同社は、相対的に魅力的な価格、幅広い製品提供、高いポート密度、競合するポートインタフェースタイプが少ないことを挙げている。しかし、100GbEのインパクトは予測期間の先で大きくなる。
「最近発売になったデータセンタスイッチ、アリスタの7500E、ブロケードのVDX8770、シスコのNexus6004、HPネットワーキングのFlexFabric12900/11900、フアウエイのCloudEngine 12800、ジュニパのEX9200、メラノクスのバーチャルモジュラースイッチが40GbE/100GbE売上高成長の力強い原動力となる。これらのスイッチの多くは40GbE、100GbEに対応しているだけでなく、顧客のSDNデータセンタネットワークファブリック構築を支援するオープン性、プログラマビリティ、オートメーションを可能にする特徴も備えている」(クレハンリサーチ社長、Seamus Crehan氏)。
このレポートではFCoEの力強い成長も予測されている。この分野は、LANとSANデータセンタネットワーキングインフラストラクチャの統合にフォーカスしており、最近多くの製品が発表されている。Cisco MDS9700/9200シリーズ、Nexus6000、DellのS5000、IBMのG8264CS、CN4093コンバージドスイッチ。クレハンのレポートは、ブレードと組込スイッチが引き続きFCoEスイッチポートの大半を構成すると予測している。