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シドニー大学の光技術をフィニサのWaveShaperに技術移転
May 24, 2013, Sydney--シドニー大学物理学部、CUDOSのポスドク研究者、Dr. Jochen Schroederは、フィニサのWaveShaperプログラマブル光プロセッサ向けに、光を高度な方法で分ける新しい光成形機能を開発した。
この技術は、光通信システムのR&D担当者にとって極めて有用であると同氏は説明している。この技術を使うことで、より完璧な光システム試験を行うことができ、また光コンポーネントやシステムの開発時間を短縮することができる。Schroeder氏によると、このプロセッサは光を成形するコンピュータプログラム可能な光フィルタ。例えば、入力光パルスを圧縮して短パルス化したり、「虹」の光を赤と青のみで構成する出力光にすることができる。
この技術によって、プロセッサ内シリコン光チップ上の液晶(LC)を複数の光回路として動作させることができ、これはちょうど従来のエレクトロニクスの回路基板と同じような働きをする。
Schroeder氏によると、この新しい技術では各光チップから4ファイバ出力が得られ、光出力の再構成が可能になる。
フィニサのWaveShaperは、CUDOSとフィニサとの共同開発成果だった。Dr. Michaël Roelensは、以前シドニー大学CUDOSのポスドク研究者で、現在はフィニサのスタッフであるが、同氏が約4年前に最初のWaveShaper向けの技術を開発した。
また、Dr. Jochen Schroederは、新技術を開発したことでCUDOSからイノベーション・プライズ(Innovation Prize)を受賞している。
この技術は、光通信システムのR&D担当者にとって極めて有用であると同氏は説明している。この技術を使うことで、より完璧な光システム試験を行うことができ、また光コンポーネントやシステムの開発時間を短縮することができる。Schroeder氏によると、このプロセッサは光を成形するコンピュータプログラム可能な光フィルタ。例えば、入力光パルスを圧縮して短パルス化したり、「虹」の光を赤と青のみで構成する出力光にすることができる。
この技術によって、プロセッサ内シリコン光チップ上の液晶(LC)を複数の光回路として動作させることができ、これはちょうど従来のエレクトロニクスの回路基板と同じような働きをする。
Schroeder氏によると、この新しい技術では各光チップから4ファイバ出力が得られ、光出力の再構成が可能になる。
フィニサのWaveShaperは、CUDOSとフィニサとの共同開発成果だった。Dr. Michaël Roelensは、以前シドニー大学CUDOSのポスドク研究者で、現在はフィニサのスタッフであるが、同氏が約4年前に最初のWaveShaper向けの技術を開発した。
また、Dr. Jochen Schroederは、新技術を開発したことでCUDOSからイノベーション・プライズ(Innovation Prize)を受賞している。